個人向け国債とは?
そもそも債券とは?
預貯金は、いつでも元本が保証される絶対的な安心感を持った金融商品です。
しかし預貯金と同じように安心してお金を預けることができ、5年後・10年後に元本+利子が保証される方法があるとしたらどうでしょう。
預貯金のように守りに強い元本保証の商品、その一つが「個人向け国債」なのです。
個人向け国債は債券の一種です。「債券」とは、発行期間が満期時に元本とその利子を支払うことを約束した借用証書です。
債券の発行体の信用力を示すのが「格付け」です。この高い格付けほど、元本が戻ってくる安心度が高くなります。
また、同じ格付けでも、民間と公的な機関では安心感に違いがあります。
国債とは?
「国債」とは、その名のとおり「国」が発行している「債券」です。国で一番安心感のある債券とされ、その次が自治体の発行する「地方債(ミニ公募債含む)」、「政府関係機関債」、さらに公共のサービスを提供している会社、一般の事業会社、という順になります。
債券それぞれに決まっている利率は、国債に対してどれだけ安心感があるか、という観点から決められるといわれています。
通常満期までの時間が長いほど利率は高くなります。短期の見通しより、長期の見通しは難しいためそれに見合うだけの利率がつくのです。
個人向け国債とは?
個人向け国債は、国債なので元本は国が補償してくれます。国が保証してくれるので、国内で最も安全性の高い債券とも言えます。だからこそ安全性重視の資産の分散運用として最適なのです。
定期預金の場合は、預け入れ先の金融機関が破たんした場合は確実に守られるのは1,000万円とその利息までですが、国債の場合は破たんの心配はありません。

信用度の高さの秘密
国債の信用度の高さにはいくつかの理由があります。
その1:日本の国債のほとんどは国内の投資家が保有している
日本国債の外国人投資家の保有率はわずか5%に過ぎません。それにより、海外格付け機関などによる日本国債の格下げなどが影響しないのです。
その2:リスクウエートが0%!
銀行の保有している金融商品には「リスクウエート」と呼ばれる安全性の基準があります。国債は、このリスクウエートが0%、預貯金と同様の安全性とされています。
個人向け国債の人気の理由
その1:1万円から購入可能!
個人向け国債は1万円から購入できるのでとても手軽です。
その2:中途換金も可能!
個人向け国債の特色は何といっても中途解約でも元本が保証される点です。 これは国が国債の安定化を目指すことと、個人が利回りの良い、安定した金融商品を欲したことにより実現したのです。
その3:価格変動リスクもなく、最低利回り保証もついている
国債には、半年ごとに金利の変動する「変動タイプ」、金利の変動しない「固定タイプ」がありますが、どちらも中途換金の際に政府が額面で買い取ってくれるため、価格変動リスクがなくなります。 また、年率0.05%の最低金利保証が設定されています。
